はちみつ編
ここではちみつ軟膏の作り方を紹介します。このはちみつ軟膏をにきびや切り傷などの患部に塗ります。はちみつには殺菌力もあるので、にきびにも効果が見られます。作り置きする場合は、密閉できる容器に入れて、冷蔵庫で保存してください。べたべたするので、塗った上から絆創膏などを貼るとよいかと思います。
にきび薬を手作りする際は、ぜひ純粋なはちみつで作ってください。唇だけでなく、肌荒れにも効果があります。また分量は、はちみつと亜鉛華末を20:1の割合で混ぜればよいので、たくさん作ってもよいでしょう。作り方は、はちみつに亜鉛華末を加えて、均一に混ざるようにていねいに練り合わせます。
はちみつはただ甘いだけの食べ物ではなく、健康増進に役立つ食べ物であることは多くの人が知っていることでしょう。ちなみに、はちみつは白く濁るものほど純粋で、混ぜ物が入っていると結晶化しにくいため濁りません。用意するものは、はちみつ20gと亜鉛華末1gです。はちみつの構成成分のほとんどがブドウ糖と果糖ですが、その他にタンパク質や乳糖、リンゴ酸、ビタミンB群、カルシウム、パントテン酸など、さまざまなビタミンとミネラルも含まれています。
亜鉛華末は酸化亜鉛の粉末で、薬局で買うことができます。この軟膏は、かさぶたに塗っても早くきれいに治す効果があります。肌が弱い人は、ガーゼの上から塗るとよいでしょう。よく唇が荒れたときにはちみつを塗ると効く、と言われますが、これはビタミンB6とナイアシンの働きによるものです。
ハトムギ編
使い方は、洗顔後など肌を清潔にした状態で、ハトムギ液をコットンにたっぷりしみ込ませて肌につけます。ハトムギ液など肌荒れやにきびにつけるための薬を家庭で作ることができます。いぼ取り作用があるのもよく知られていますが、ハトムギには強力なタンパク質分解酵素が含まれており、皮膚の老廃物や正常でない細胞を排除する働きがあるためです。有効成分がしみ込みやすいように、入浴後の毛穴が開いているときに使うとより効果的です。
また炎症を鎮めたり痛みをやわらげる作用のある成分も含まれていたり、血液を浄化するはたらきもあります。いぼ取りには、毎日のご飯に殻を取ったハトムギを一緒に混ぜて炊いて食べると効果があると言われます。用意するものは、殻をとったハトムギ250gと日本酒720ml、そして密閉できる容器です。作り方は、まずハトムギを水洗いしてざるに上げ、水気をきっておきます。
冷蔵庫で1週間くらい漬け込んだあと、ハトムギを漉して取り除きます。密閉容器に水気を切ったハトムギを入れ、日本酒を入れてふたをします。もっとも効果があるとされるのが利尿作用で、むくみや関節に水が溜まる場合にも効果的です。最近の健康ブームにより、ハトムギもすっかり定着してきています。
血液をきれいにして細胞の新陳代謝を促進するため、しみや肌荒れ、にきびをよくする効果が期待できます。冷蔵庫で保存してください。お茶にして飲んだり、ご飯に混ぜて食べることもできます。
民間療法関連エントリー
- アロエ編
- にきびは、キチンと対処しないとにきび跡が残ってしまいます。にきび治療など、にきびに関する知識を得るための豆知識です。