ケミカルピーリング
ケミカルピーリングにかかる時間は、にきびの症状によっても異なりますが、準備から保湿まで含めるとおよそ30分間ほどです。ケミカルピーリングというものをご存知でしょうか。費用は病院によって異なりますが、おおよそ1回1万円前後でしょう。このケミカルピーリングを行った後は角質が薄くなっているため、十分な保湿と紫外線対策が必要です。
ケミカルピーリングとは、皮膚の表面に化学薬品を塗って新陳代謝が悪くなった角質をはがして再生を促し、新しい肌を再生させる治療法のことを言います。しみやくすみ、しわを取り除くための美容目的で行なわれることが多い方法なので、なんとなく聞いたことのある人もいるかと思います。にきびは毛穴が詰まって皮脂がたまることで起こる病気ですが、そもそも毛穴の詰まりというのは、皮膚の角質が形成異常で厚くなり、毛穴の出口を塞ぐことで生じます。
そこで皮膚に化学薬品を塗って、厚くなった角質を化学的に溶かしてしまいます。このケミカルピーリングを行った場合は、普段以上に日焼け止めには気を配ってください。1回の治療で完治するほどの効果はないため、数週間に1回ずつ、何回が繰り返して受ける必要があります。
にきびの症状や程度に応じて薬の濃度や、塗る時間なども調整する必要があるので、皮膚科専門医のいる施設で受けるのがよいでしょう。ケミカルピーリングで毛穴のつまりが改善され、皮脂も出てきやすくなります。ケミカルピーリングは保険の適用にはなりませんが、にきびの治療としても注目を集めています。
にきび痕の治療
にきび瘢痕を治すのは大変な治療となります。深い陥没の場合には、トリクロロ酸やサリチル酸などのやや強めの酸を用いたピーリングが行なわれるようです。にきび瘢痕に対しては、しわ取りレーザーを使って皮膚組織を整える方法があります。
今現在、進行中のにきびに悩んでいる人もいれば、昔にきびができていたときにつぶしてしまった、自己流のケアをしていたためににきび痕が残ってしまって悩んでいる人もいることでしょう。できるだけにきび痕を残さないよう、にきびが軽症のうちに正しい治療を行なって完治させることが重要です。色素沈着によるしみなら、ケミカルピーリングやレーザー治療で目立たなくなることもあります。
にきび瘢痕の中でも浅い陥没の場合は、グリコール酸ピーリングを行なうことでその陥没の段差が少なくなって目立たなくなることもあります。これらのにきび痕の治療はほとんどが保険が適用されず実費治療となります。また特殊な治療になるため、専門医とよく相談して進めなくてはなりません。
ある種のフラッシュランプによる光を皮膚に当てることで、血管が壊されて赤みがとれる治療法もあるようです。またにきび瘢痕の中でも皮膚が盛り上がっているような状態の場合は、外科的に切って縫い合わせる方法やステロイド薬を局所注射する方法が行なわれることもあります。とくににきび痕には、茶色く色素沈着してしみになっている場合、皮膚が陥没している場合(にきび瘢痕と言う)、毛細血管が拡張状態などがあり、悩みも深いようです。