にきびと冷え性の関係
にきびと言うと、テカテカしたアブラ肌を想像しませんか?たしかに、にきびは毛穴が詰まってそこに皮脂がたまったものですから、皮膚のアブラとは切っても切れない関係にあります。冷え性を改善するためには、足浴や手浴などもお勧めですが、確かにぽかぽか手足が温まるものの、それは一時的なことで、からだの中が冷えていればすぐにもとに戻ってしまいます。これは皮脂をたくさん出すことによって皮膚を覆って保護し、からだの中の熱を外へ逃さないためであると言われます。その運動(蠕動運動)が熱を作り出し、血液を温めて全身へ送っているのです。
特に、心臓が昼間より休憩モードに入る夜間は、小腸にがんばって運動してもらって温かい血液を送り出してもらいたいものです。からだの中に熱を運んでいるのは小腸なので、小腸の働きを元気にすることで、内面から冷え性を改善することが期待できます。冷え性の人がオイリー肌になるのと仕組みは同じです。
そのためには食べたものが小腸へ届いた状態で眠りにつきたいので、寝る3時間ほど前からは食事をしない習慣をつけるとよいでしょう。水温の低いところで泳ぐ寒中水泳や、長く水中で泳ぐことになる遠泳の選手は、からだに油を塗って泳いで熱と体力の消耗を防いでいる人もいるようです。意外なところでつながっているのですね。
アブラ肌(オイリー肌と呼ぶことにしましょう)が、実は冷え性と関係があることをご存知でしたか?血行が悪く代謝もスムーズでない冷え性の体質の人は、からだを保護するために、皮脂の分泌が盛んになりがちなのだそうです。物を食べると小腸が運動して食べた物を大腸に送り出します。にきび対策のために冷え性対策を。
ストレスと皮脂の関係
時にはリラックスして、副交感神経を優位にしてあげましょう。ストレスよって自律神経のバランスが崩れると、交感神経が優位になり心身ともに攻撃的な状態になります。そのため、にきびは青春のシンボルという呼ばれ方もしますね。
好きな音楽を聴いたり、アロマを使ってゆっくり入浴したり、ホッとする時間をたくさん作って上手にストレスを発散させてください。女性の男性ホルモン値がピークになるのが16歳〜20歳の頃ですが、実は30歳代後半から40歳代にかけても男性ホルモン値は高くなり、2度目の皮脂分泌時期を迎えるのです。男性ホルモンと言っても、女性にももともとあるホルモンで、その分泌量が盛んになる時期というのが思春期(青春時代?)です。
しかし、はたらく女性が増えた現在、ストレスから女性ホルモンのエストロゲンが低下し、本来なら30歳代後半から始まる男性ホルモン値のピークが20歳代後半に早まってきているというケースも増えているようです。たとえうまく仕事が進んでいる人でも、バリバリ仕事をこなしている女性は軽度の攻撃状態(バトルモード)が長い時間続いているようなものなのです。攻撃的な状態が続くと男性ホルモン分泌も高まって、皮脂が過剰になります。
仕事でうまくいかない、上司と常にぶつかって敵対関係になっている、残業続きでイライラが積もっている…そんなとき、あなたの肌はアブラでテカテカになっているかもしれません。にきびの原因のひとつである皮脂は、男性ホルモンのはたらきによって活発に分泌されることがわかっています。女性は30歳代後半になると女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)が減少します。